とっておきの朝食レシピ [ホテル]
日曜日の朝。
グランドハイアット東京のロビーは、
クリスマスのデコレーションが並ぶ。
雪の結晶と、粉雪の小枝を
大きなボールにまとめた冬のデコレーション。
温かみのある木製のオーナメントを飾った、
クリスマスツリー。
フレンチ キッチンの奥の個室で開催される、
サンデーモーニング クッキングクラス。
今回は、「GRAND HYATT TOKYO とっておきの朝食レシピ」
出版記念のクッキングクラス。
掲載メニューから3品を学んで、そして朝食を楽しめる企画。
テラスから光が入るキッチンは、
きれいに整えられている。
調味料や食材が並び、準備はできている。
大きなダイニングテーブルを囲み、
まず、ピンクグレープフルーツのジュース。
副総料理長ダヴィッド ブラン氏のレクチャーがはじまる。
最初は、プルーン パンプディング。
カットしたブリオッシュとドライプルーンを並べたグラタン皿に、
バニラビーンズを入れた卵,生クリーム,牛乳など液を入れ、
飾り用のドライプルーンをのせる。
焼き上がると、粉砂糖を振って、出来上がり。
焼き色が美味しそう。
続いて、ベシャメルソースを作って、クロックムッシュの作業。
パンに、たっぷりベシャメルソースを塗り、
ジャンボン ブランとスライスしたチーズを挟んで、
更にベシャメルソースとチーズ。
オーブンに入れて、途中で焼き具合をチェックしながら。
チーズとベシャメルソースが、ほど良く溶けたところで、
フレンチドレッシングで和えた野菜を添えて、完成。
パンの中から、ソースとチーズが流れ出る。
3品目は、ベイクド トマト。
たくさんのパセリは、すり鉢で、
少量のガーリックとパン粉と混ぜ合わせ、
オリーブオイルを注ぐ。
グラタン皿に並べた、半割りのトマトにのせて、オーブンへ。
オーブン料理が続くので、備え付けのオーブンと、
隣のフレンチ キッチンのオーブンを使って、手際良く調理が進む。
レッスンの合間の休憩。
アプリコットジャムを塗ったパンをいただいたら、
レッスンは再開。
かんたんなカクテルソースの作り方は、
追加のレクチャー。
卵黄,塩,マスタード,サラダ油でマヨネーズを作り、
ケチャップ,ウスターソース,
コニャック,シェリービネガー,タバスコを加え、
大人の味のソースを仕上げる。
ロメインレタスやアボカド、エビと和える。
それぞれの食材にスプーンで丁寧に和えて、
大皿にデコレーション。
レクチャーが終わると、
テーブルに座って朝食の時間。
ベイクド トマトを添えた、スクランブルエッグ。
カリカリのベーコンと、オーブンで焼いたポテトもいっしょに。
ベイクド トマトは、パセリとガーリックの食感と香り。
中心部分は、やわらかくてジューシー。
クロワッサンやデニッシュを盛ったバスケットも
テーブルに置かれるが、
ボリュームのあるクロックムッシュで十分満足。
チーズとベシャメルソースが溶け合って、
寒い朝には豊かな気分にさせてくれる、ひと品。
小さなカップの、プルーン パンプディングは、
プルーンがアクセントになって、
温かくても、冷やしても美味しい。
冬の朝や、クリスマスの朝にあると嬉しいメニュー3品。
他にもたくさんの朝食メニューを掲載した、
「GRAND HYATT TOKYO とっておきの朝食レシピ」に、
ダヴィッド ブラン氏のサインをもらい、記念撮影する参加者。
美味しいコーヒーをいただいて、クッキングクラスは終了。
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