小雪と薪と東山 [ホテル]
小雪の舞う朝、京都東山にある三十三間堂の隣、
ハイアットリージェンシー京都で朝食。
ロビーの奥に、薪のオーブンを中心に配置したオープンキッチンスタイルで、
日本庭園を見下ろす、ザ・グリル。
ピンクグレープフルーツのジュースは、苦味がなく飲みやすいジュース。
外には小雪が舞っているが、焼けた薪のほのかな香りと、
暖かさが広がって、ゆったりと朝食がいただける。
サクサクの軽いクロワッサンとトースト。
朝はトーストの歯ざわりとバターが合う。
サーモンとルッコラで前菜のサラダ。
ハムを2種類と新鮮なトマトは前菜の2皿目。
窓際のブッフェ台にきれいに盛り付けられて、
他のハイアットのスタイルと同じ。
盛り付けが美しいと、取りやすいし、選びやすい。
選ぶのが楽しくなる。
フルーツ,ジュース,シリアル,ヨーグルトのテーブルと、
サラダ,コールドミート,ペストリーのテーブル。
温かい料理は、オープンキッチンの前に置かれている。
スクランブルエッグと、カリカリのベーコン。
キノコのソテーとグリルトマトは、ハイアットの定番。
外資系のホテルと、日本のホテルの違いが最も分かりやすいのが、
ハムとソーセージ。
このソーセージも、ジューシーでおいしい。
オープンキッチンの中央には、大きなハムのブロック。
オーダーすると切り分けてもらえる。
切ったジューシーなハムを、薪のオーブンの軽く炙って、メイン料理に
温まると同時に薪の香りが移って、おいしい。
焼き目が、見た目にもおいしそう。
デザートはワッフルとパンケーキに、
フルーツとミューズリー,そしてマンゴーのヨーグルトと
ストロベリーのヨーグルト。
ヨーグルトは他にも3種類。
チョコレートのマフィンは、チョコレートが、やわらかめで
しっとりとして甘すぎず、コーヒーとの相性もいい。
コーヒーもおいしかった。
ベリーのペストリーは、酸味があって甘さ控えめ。
甘い物がダメな人でも大丈夫では。
このパイ生地とベリーは、ホテルならではの味。
ここは元パークホテル。
改装して、すっかりハイアットになって生まれ変わった。
京都らしい、いい場所にハイアットがあると、うれしくなる。
冬の京都で薪の香りは、温かい気分にさせてくれる。
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