黄金の一滴 [ホテル]
朝日を浴びて、瑞々しい緑。
高層ビルの最上階は、
天井のガラスを通して降り注ぐ光と緑が気持ちいい。
西新宿のパークハイアット東京のエレベーターを降りると、
誰もいない早朝のラウンジ。
ジランドールは、ゲストを待つ、並んだ新聞と揃った料理。
洗練されたデザインと、落ち着いた雰囲気が、
お気に入りの空間。
フレッシュジュースをいただいて、
大きくて、しっとりしたスモークサーモンに
オリーブやピクルス、ハムを。
スモークサーモンに、ほのかなディルの香り。
カマンベール,チェダー,ハーブを混ぜたクリームチーズなど、
チーズの種類も充実している。
そして、パンのバリエーションは見ているだけで、うれしくなる。
定番のクロワッサン,
セミドライトマトとパルミジャーノをのせたミニサイズのフォカッチャ,
トースト,バケット,甘いマフィンやペストリーたち。
キャラメリゼしたクルミとシロップ漬けのフルーツ、
モッツァレラと新鮮な野菜。
テーブルに届いたエッグベネディクト。
サーモンかハムを選ぶスタイルで、
選んだのは、しっとりした、やわらかいハム。
軽く仕上げたオランデーズソースと、ハムの塩気のバランスがいい。
黒胡椒のアクセントで美味しくいただいた。
以前にはなかった温かい料理も
ブッフェボードに並ぶようになった。
焼き色が絶妙な、プリッとしたソーセージ、
厚めのベーコンに、
グリルしたエリンギ,ポテト,トマト。
さらさらとした上品な、お粥もある。
高菜と梅干しを、陶製の匙でいただく。
厳選した魅力的なフルーツたち。
そして、養蜂箱から取り出した、そのままのハチミツ。
よく見ると小さな六角形のハニカム構造の中に、
黄金に輝くハチミツが詰まっている。
一滴一滴、落ちてくるハチミツをフルーツに。
ココット皿に溢れるようなシナモンロール。
フワフワの食感とアイシングした砂糖が美味しい。
コーヒーをお替りして楽しむ。
ジランドールの朝の雰囲気は、
いつ訪れても幸せにさせてくれる。
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