池波正太郎の葉書 [ホテル]
東京の神田駿河台。
由緒あるホテル、山の上ホテルで朝食。
本館の前にあるカーブミラーには、
真向かいの別館のエントランスが映し出される。
本館の機械式駐車場に車を入れて、
エントランスにはクリスマスツリー。
館内は、時間が止まったかのようなノスタルジックなデザイン。
てんぷらと和食 山の上は本館の端にある。
朝の静かな店内、清潔なカウンター。
壁には、このホテルに頻繁に訪れた池波正太郎の葉書。
絵は河豚、エントランスの葉書の絵は松茸。
季節に合わせて換えている。
温かい番茶の香りが、うれしい寒い朝。
小梅をいただきながら朝食を待つ。
運ばれた膳は、体に良さそうな、やさしそうな料理が並ぶ。
たっぷりの大根おろしと出汁巻。
皮の焼き目、脂ののった鯖。
出汁がしみこんだ春雨は油揚げの巾着の中。
もずく,お浸し,ちりめん山椒,明太子,ひじきの煮物、
絶品のお粥とともに。
かたくなく、やわらかすぎない絶妙のお粥。
お粥はお替りして、しっかりいただいて、
最後は杏のシロップ漬けで締めくくる。
どの料理も、きちんとした仕事が表れている。
美しい銀杏の黄色と、美味しい料理で、
休日の一日が、はじまる。
おいしそうな朝食ですね。ここの梅ちりめんが好きで時々買いにいきます。
by yuzuhane (2011-11-30 23:13)
gorosanさま♪ひさびさの和食のアップですね♪
落ち着く感じの空間ですね♪
by vivian (2011-12-02 20:04)
東京にもこういう空間が少なくなりました。
久々に行ってみたくなりました。ありがとうございます。
by Cedar (2011-12-07 00:06)