残雪の後、早春の前 [ホテル]
東京に大雪が降った日から数日後、
東京駅から近い、シャングリ ラ ホテル東京で朝食を。
ロビーに飾った春の息吹を感じる花と、淡い緑。
アジアのデザインが新鮮なソファーや壁の絵。
Piacere(ピャチェーレ)の大きな窓から、
晴れ渡った東京の空を眺めながら、
いつも変わらず美味しいメロンジュース。
淡い緑色は、遠くにいる春を連想する。
年中、メロンジュースの味を一定に保つ為、
甘みのあるメロンと、酸味のあるメロンを
ブレンドしているのは、シェフやスタッフの努力の賜物。
何回も訪れている朝食、はじめて注文した和朝食。
和の惣菜と味噌汁と御飯に加えて、
ブッフェボードに並んだ料理も楽しむことができる。
雪のような白さの、
しらすと大根おろしには、醤油を、ひとまわし。
厚みのある出汁巻き玉子、出汁の染みた煮物など、
安心していただける料理たち。
ブッフェボードは、エントランスの横にあり、
ゲストたちで混んでいる。
花のような盛り付けのスモークサーモンは、
刻んだディルをまぶして、もっちりとした食感が美味しい。
フレッシュな野菜や、バジルのショートパスタのように、
手を加えた料理。
エリンギのソテー,刻んだチコリ,
スモークサーモンには、ケイパーとレモンと紫タマネギ。
窓際には、いつものように、
シリアルやジュースやスムージー。
寒い日にうれしいミネストローネ。
チャパタのクルトンと、バジルソースを添えていただくと、
先ほどいただいた味噌汁と違った美味しさ。
スタッフがテーブルを回って提供する、
焼き立てのクロワッサン。
ロワイヤル仕立ての茶碗蒸しは、西洋と日本の融合。
木の芽をあしらっている。
ドライトマトのキッシュは、小さい秀作。
トマトの風味が引き立っている。
かわいいサイズのポテトコロッケは、
細かく挽いたパン粉に、ジャガイモの美味しさ、
庶民派イメージのコロッケも、おしゃれな装いに。
ヨーグルトに、粗く潰したイチゴのソース。
ミューズリーとフルーツのシロップ漬けに、
ホテルの朝食で外せないプルーンを。
パンやペストリーは、食事の最後のお楽しみ。
食べやすい小ぶりなサイズが、たくさん並ぶ。
選ぶのが楽しい、小さな誘惑。
斬新なディスプレイの台にのった、
かわいいサイズのカヌレ。
エグゼクティブ ペストリー シェフ 岡村直也さんのお奨め。
外側の香ばしい大人の味と食感、
中は、しっとり上品な甘さのカヌレは、
いくつでも食べたくなる。
マンゴーとホイップクリームを挟んだ、軽い食感や、
小豆と抹茶のマフィンも、上品な甘さと、ちょうどいい大きさ。
コーヒークリームのパイは、
飲むコーヒーよりもコーヒーらしい大人のスイーツ。
くるりと捻ったパイ生地の中に、たっぷりのベリー。
コーヒーを飲みながら、外の景色を眺めながら楽しむ。
東京ではない、アジアの何処かにいるような、
独特の調度品やデザインは、
非日常の感覚にさせてくれる数少ないホテルのひとつ。
ホテル内のディスプレイは、ひと足早い春を感じる。
外には、雪が残る冬の寒い日の朝。
メロンジュースを目当てに行きたいです(笑)
私は、メロンケーキを食べるプランでニューオータニに宿泊したことがあるくらい、メロンが大好きです
カヌレも美味しそう。
by フレンチ (2013-02-18 21:17)
>フレンチさん
メロンジュースは、お奨めです。
同じ品質を保つのは大変な苦労があると思います。
スタッフに感謝です。
カヌレをはじめ、美味しいペストリーたちでした。
by gorosan5670 (2013-02-18 21:32)