ゆっくりと出来たてを [ホテル]
西新宿のハイアットリージェンシー東京。
3階の、酒肴 omborato(おんぼらあと)は、
白を基調としたデザインで、明るい雰囲気。
西側の窓から明るい日差し。
休日のランチは、ブッフェスタイルの日本料理が楽しめる。
新鮮な鮪,はまち,帆立、姿造りの鯛。
刺身の美味しさは新鮮な素材と、包丁の仕事。
鯛は霜造りで、皮と身の間の旨味も堪能できる。
氷の上に、豪華な蟹。
三杯酢で、さっぱりといただく。
温かい料理から、豚しゃぶを。
紅葉おろしとポン酢、続いて、なめらかな胡麻だれ。
しっとりした豚肉が美味しい。
南瓜のしんじょうには、たっぷりの蟹の餡。
蒸籠で蒸し上げた、熱々を。
青菜のお浸しや、茄子の煮浸しは、
夏を感じる重要な脇役。
幾重にも、ふんわり仕上げた出汁巻き玉子。
銀餡をまとわせて、温かい状態を保ち、
つやつやした見た目から美味しさが分かる。
たっぷりの大根おろしと。
テーブルを周るワゴンには、出来たての自家製豆腐。
ほのかに磯の香りがする藻塩でいただく。
温かい、あっさりした中に大豆の風味。
藻塩が引き立てる。
ブッフェボードには飲物も並ぶ。
オレンジジュース,コーヒー,紅茶、
そして、夏らしい麦茶が美味しい。
ブッフェボードの中央には、
スタッフが揚げる天麩羅。
海老,薩摩芋,アスパラガスを、塩とレモンで。
サクサクの衣、出来たてをいただける贅沢な気分。
いくらでも食べられそうな軽い食感。
温かい料理は、他にもたくさん。
鶏の竜田揚げ,鯛の煮物,牛肉の柳川風。
揚げたての串揚げはタルタルソースで。
牛肉の筑前煮風は、トロトロの牛肉の脂が美味しい。
お酢でさっぱりした、鶏の揚浸しや、
どこか懐かしい糸蒟蒻と明太子の炒め物。
水菜と、かりかりに炒ったじゃこに、
ゴマ風味のドレッシングは、新感覚のサラダ。
絞めのお食事は、
粟の炊き込み御飯や味噌汁、
そして、綺麗な桃色の鮪や、
いくらがのった、かわいい小丼。
寿司はテーブルでオーダーすると、
店内にある鮨 みやこから運んでくれる。
どれも新鮮、鮪,鯛,はまち,サーモン,いか,甘海老。
ちょうどいいサイズで、出来たてが味わえる。
小分けした稲庭うどん。
冷たい出汁に、揚げ玉と葱。
デザートも豊富。
アイスクリームやプリン、かわいいサイズのケーキ。
黒蜜でいただく、抹茶を塗した、わらび餅。
西瓜,キウイ,グレープフルーツとシロップと寒天は、
朝顔に見たてた涼しげなガラスの器で。
さっぱりとしたら、上品な甘さのプリンと抹茶のアイスクリーム。
冷水に気持ち良く漂う白玉は、ぜんざいで。
かわいいサイズの、おはぎ。
最後は、温かいコーヒーを。
温かい料理は温かく、新鮮な料理は、より新鮮に、
出来たての美味しさを、上品な味付けで楽しんだブッフェ。
石川県の方言”ごゆっくりと”を店名にした”おんぼらあと”で、
ゆっくりと、ゆったりと。
いつも美味しそうなお店を紹介してくださるので、どこに行こうか迷ってしまいます(笑)
ハイアットリージェンシー東京では中国料理しか食べていないので、是非ここにも行ってみたいと思います。
by フレンチ (2013-06-20 21:55)