華頂山の夕暮れ [ホテル]
京都、東山のウェスティン都ホテル京都のロビーは、
大きなガラスに水が流れるオブジェが出迎えてくれる。
華頂山の傾斜地に広大な敷地を持つ、このホテル。
宿泊するのは、表通りから見える建物のゲストルームではなく、その奥座敷。
ロビーから7階へ、そして、廊下を進むと華頂山の自然の中。
折り重なる屋根の離れ、数寄屋風別館 佳水園(かすいえん)が現れる。
門をくぐると、枯山水の庭。
敷き詰めた白砂に、瓢箪と盃を模した苔を配したデザイン。
自然の岩を活かした構成は、小川保太郎(白楊)の作庭による。
ホテル内の葵殿庭園とともに、この佳水園庭園は、
京都市の名勝に指定されている。
建物は村野藤吾の設計による、繊細で気品ある佇まい。
ロビーでいただくのは、和菓子と抹茶。
鼓月の和菓子、如月。
淡い色合いの和菓子と、温かい抹茶。
木の香り漂う廊下からゲストルームへ。
整然とした造りの明るい雰囲気。
窓の外は、京都盆地を囲む山々と、
つつじで有名な蹴上浄水場。
古くても、メンテナンスされてる水まわり。
木の桶,木の椅子,小さいながらも木の浴槽。
ガラス1枚、外は木の茂る東山の自然。
日没までの僅かな時間。
華頂山の山肌に続く、野鳥の森・探鳥路へ。
門から往復約800mの、ちょっとしたハイキングコース。
小さな稲荷神社や草木、京都盆地の夕暮れを眺めながら。
ゲストルームに戻ると、夕食の時間。
ホテルでヒノキ風呂って素敵ですね♪
京都らしいなのでしょうか?(*^_^*)
by vivian (2011-03-01 19:53)