二度付けはできません [グルメ]
大阪の味覚、たこ焼き,お好み焼き、いろいろある。
大阪市内南部の新世界と呼ばれる地域に、たくさんあるのは、串かつ。
新世界で有名な、大阪新世界元祖串かつ だるまの北新地店。
明るい時間、昼はビジネスマンのランチ利用が多い。
ランチの串かつは、味噌汁,お替りできる御飯,どて焼きのセット。
細かいパン粉を、まぶして揚げた黄金色。
ほくほくした、ししゃも。
熱々のミンチ。
豚肉,南瓜、どれも美味しい。
鱧は塩で、あっさりと。
ソースは、二度付け禁止がルールの串かつ。
ソースは醤油さしの容器なので、二度付けはできないシステム。
味噌の中に、
蒟蒻と煮込んだスジ肉の食感が楽しい、どて焼き。
黄身の濃い、卵かけ御飯。
繁華街、新地も昼間は明るいサラリーマンの街。
フルーツパーラーのマンゴーカレー [グルメ]
爽やかな5月の空。
東京、原宿の幅広い歩道から数段上がった京橋千疋屋原宿店。
ショーケースの奥にレストランスペース。
街行く人を少し高い位置から眺めながら。
楕円になった御飯の周囲に広がるカレー。
ぷりぷり海老のマンゴーカレーライス。
マンゴーの甘さは最初に、そして、ちょうど、やわらかく火が通った海老。
硬くならず、やわらか過ぎず、存在感がある。
後からスパイシーな辛さ。
カラフルなドライフルーツが薬味として添えられる。
このランチにはサラダバー,ドリンク,デザートが付いて、お得。
やわらかいブラマンジェで、後味すっきり。
おもちゃのリストランテ [グルメ]
シェフひとりで、キッチンも、サービスも。
カウンターに置かれた、グリーンの、ビールのボトル。
イタリアンが増えた京都の街の中心部。
カウンターに座ったのは、giocattoli(ジョカトーリ)。
アラカルトの、ピクルスは歯応えが楽しい野菜たち。
店内に、時々、さり気なく置いた、おもちゃのブロック。
giocattoliは、イタリア語で、おもちゃのこと。
パテやキノコやナス、ボリュームのある前菜。
白ワインやシャンパンが進みそうな料理が少量ずつ、たくさん。
オレンジ色は、赤ピーマンの色。
赤ピーマンを練り込んだパン。
アラカルトのチーズ盛り合わせ。
添えたハチミツ、ブルーチーズの香りがアクセント。
メインは、牛肉のトマト煮込み。
燃えるような赤色が美味しそう。
大きめにカットした、ジャガイモ,タマネギが牛肉をサポートする。
牛肉はホロホロと。
爽やかなトマトと肉の旨味。
牛肉の赤色に対して、
パスタは白い自家製パスタ、ゴルゴンゾーラソース。
太めで、しっかりしたパスタに絡むチーズ。
ブラックペッパーと、ゴルゴンゾーラの風味が効く。
ドルチェは、ティラミス。
お酒の効いた大人のドルチェは、エスプレッソとのバランスがいい。
guranさん,mayuさん、ありがとうございました。
爽やかな5月の夜でした。
格子模様のビフカツ [グルメ]
ちょっと暑い5月の京都。
京都御苑の緑は鮮やか。
緑豊かで、静かな、広い場所が街の中心にある贅沢。
お散歩の犬たちの、のどかな光景。
すぐ近くの、丸太町通りに面した、愛犬倶楽部わん。
犬たちといっしょに休憩できるカフェ。
テーブルの脇には犬が集う。
特製和牛かつめしは、限定メニュー。
兵庫県加古川の名物料理。
御飯の上に、ビフカツ、
その上にデミグラスソースをベースにしたルー。
茹でたキャベツが添えられる。
食べやすいように、あらかじめ格子模様にカツをカット。
スプーンではなく箸でいただくのが加古川流。
カツカレーとは違った味の御当地メニュー。
ウスターソースをかけて、いただく。
犬好きな人たちが集まる、
ここのオーナーは、
フォークシンガーの、ばんばひろふみさん。
ペットのキャラクターグッズを扱うキャラ★プラネッツの、おふたりも来店中。
たくさんのペット用品と、
カフェの下のフロアには、犬用ケア用品も揃う。
犬好きの方は愛犬と寛ぎに、情報交換に、訪れてみては。
皐月・SOU・SOU・鯉のぼり [グルメ]
褐色のフラペチーノ [グルメ]
Starbucksのメニューに、フラペチーノが並ぶ季節。
今年最初のフラペチーノは、
エクストラ コーヒー ノンホイップ ダーク モカ チップ フラペチーノ。
(息継ぎなしで、正確に言えましたか?)
ほんのりビターなダークチョコレート。
ホイップクリームがないので、
フラペチーノのシャープな冷たさが伝わる。
夕闇の中の、褐色の、魅力的なドリンクで、ひと息。
卯月・SOU・SOU・都をどり [グルメ]
新宿の碧いジェラテリア [グルメ]
行き交う人が見えるガラスの中。
新宿のジェラテリア、GROM(グロム)。
碧いカップに2種類、ソルベとジェラート。
シシリア産レモンのソルベは、
どこか素朴な果実の風味にレモンの爽やかな後味。
自然なレモンの風味がいい。
キャラメルにヒマラヤ産のピンクソルト、塩キャラメルのジェラート。
口に入れると、キャラメルの甘さの間に、
ほのかな塩味、なめらかな舌ざわり。
来月、2011年5月には、大阪にもオープンする。
これからの季節、
暑くなると、欲しくなる、美味しくなるジェラート。
いわし彩々 [グルメ]
東京、新宿の路地にある、新宿割烹 中嶋。
ランチの営業時間が始まると、すぐに満席に。
カウンターと奥の厨房では料理人たちの、
てきぱきした動きの中で料理が仕上がっている。
鰯のフライ。
ふっくら揚がった熱々のフライ。
和辛子がアクセント。
付け合わせ控えめながら、きちんと仕事が施され、
もやしのカレー粉で和えたもの、マリネしたキャベツ。
野菜の食感が美味しい。
店主の中嶋貞治氏は、
ハイアットリージェンシー東京の日本料理 佳香(かこう)の料理顧問。
カウンターの両隣りは、鰯の刺身定食。
光る鰯が美味しそう、次回は刺身定食を注文しよう。
やさしいパンが並ぶ店 [グルメ]
雨の京都。
商店街の細い道に、通り過ぎてしまいそうな、街のパン屋。
まるき製パン所で、ランチのパンを。
京都の街を南北に貫く堀川通りと、
東西に延びる五条通りの交差点の近く。
住宅街の中にあって、地元の人々が毎日買いに訪れる。
厚めのハムを揚げたカツにキャベツたっぷり。
ポテトサラダにトマトのスライスが鮮やか。
クリームを挟んだシンプルなパン。
どれも、ふんわり、しっとりしたパンが、まず美味しい。
具材の味付けは、シンプルで素朴。
不要な味付けはなく、具材とパンが一体になっている。
やさしい味は、毎日でも飽きない、日常生活に欠かせない存在だろう。
窓際の早矢仕ライス [グルメ]
新幹線を待つ時間。
丸の内オアゾの丸善 丸の内本店で本を購入して、
併設しているM&C Cafe(エムシー カフェ)丸の内オアゾで、軽い食事。
奥の窓際のテーブル。
天井まである壁一面のガラス窓の外は、
高層ビルと、たくさんの線路と、走る電車。
”早矢仕”と書くハヤシライスのソースは、なめらかで美味しそうな色。
マッシュルームの、つるりとした食感に、
煮込んだ牛肉の旨味。
伝統の料理らしい深い味わい。
カップの中の青空 [グルメ]
ひさしぶりの洗車を頼む為に、滋賀、大津にある西武大津店へ。
駐車場の3階にある、洗車,コーティング,ワックス専門の
ピッカーウォッシュ西武大津店に車を預ける。
待っている間に、
通りを挟んだ向かい側の珈琲所 コメダ珈琲店 大津膳所店で、コーヒーを。
名古屋以外にも各地にある、この喫茶店。
名物は、温かいデニッシュに冷たいソフトクリームをのせた、シロノワール。
レギュラーサイズの他、直径9cmのミニサイズ。
別に添えたメイプル風味のシロップを、まわしかけて。
フワフワしたデニッシュに、溶けかかるソフトクリーム。
シンプルな組み合わせが、素朴で安心する美味しさ。
陶器の厚手のマグカップ。
普通のコーヒーの1.5倍の、たっぷりサイズのホットコーヒー。
そして、必ず付いてくる豆菓子。
青い空と、白い雲が、コーヒーに映る。
チャーミングなカフェ [グルメ]
夕方の東京、銀座。
空き時間に入ったのは、銀座三越1階の東側。
DENMARK THE ROYAL CAFFE(デンマーク ザ ロイヤル カフェ)。
高い天井に大きな樹木をデザインしたオブジェ。
オープンテラスもあり、買い物の途中で使いやすいカフェ兼レストラン。
アールグレイのアイスティー。
フルーツを添えたカシスのムース。
フワフワしたムースは軽い仕上がり。
白を基調にした、かわいらしいデザイン。
北欧のエッセンスが新鮮な場所。
カフェは山の上 [グルメ]
京都盆地にある小高い山、吉田山。
向かい側の、大文字の送り火で知られる東山如意ケ嶽が
きれいに見える、晴れた休日の午後。
細い、静かな、林の中の小道。
山頂にあるカフェ、市中の山居 茂庵(もあん)。
観光客で満員。
しばらく待ってから2階へ上がる。
窓際のカウンターからは、林の向こうに京都市街。
柚子のシフォンケーキ。
ほのかな柚子の風味に、ホイップしたクリーム。
コーヒーをいただきながら、本を読んでも、話をしてもいい。
まだ肌寒い中、木漏れ日の光が暖かい林を通って、市街地へ戻る。
主役は焼魚 [グルメ]
新しいロゴ [グルメ]
弥生・SOU・SOU・おひなさま [グルメ]
辛い駱駝 [グルメ]
晴れた京都の白川通り。
学生が多い界隈で、賑わうレストラン、中国四川料理 駱駝。
満席のランチタイム。
店の外で、しばらく待って店内に。
あちこちにラクダのデザイン、壁,箸置き,小物が多数。
四川料理は辛くないと。
豚の薄切りの辛みソースかけ。
中国独特のスパイスの香りに辛み。
豚の旨味と、豚肉の下に、たっぷりのキュウリのスライス。
キュウリの食感,辛み,豚肉に、御飯が合う。
玉子スープをいただいて、
次も四川料理の定番、汁なし坦々麺。
たっぷりの挽肉、こちらも辛みが美味しい。
汗をかきながら、いただく辛い料理たち。
口に残らない爽やかな辛さ。
茶店の一服 [グルメ]
赤いソファのビストロ [グルメ]
東京、青山のビストロ、BENOIT TOKYO(ブノワ トウキョウ)の
姉妹店が京都駅前に開店したのは、2010年11月。
ヨドバシカメラ マルチメディア京都のCote Bistrot(コテ ビストロ)。
1階の道路に面した大きな窓。
外にもテーブルがある、気軽な雰囲気。
カプチーノと、デザート3種のセット。
小さなシュークリーム,プディング,
ムース オ ショコラが木のプレートで。
濃厚なチョコレートを、空気を含ませて軽い仕上がり。
ふんわり焼いたシュークリーム。
甘いカラメルに、バニラビーンズたっぷり。
赤いソファが印象的。
カジュアルな雰囲気で簡単な食事も、カフェでも使える。
蔵のあるレストラン [グルメ]
京都の細い通りにあるフレンチレストラン、blanc pierre(ブラン ピエール)。
御幸町(ごこうまち)通りの間口の狭い店の中は、
ランチのゲストで満員。
庭の向こうには、古い蔵。
京の町家特有の奥が深い町家の建て方。
サーモンとチーズの品のいい、アミューズ。
オードブル、ソテーしたキノコに揚げた半熟卵。
濃厚な卵黄をソースにして、温かい前菜。
最近はデザートだけでなく、料理で見かけることが多くなったヴァニラ。
ヴァニラ風味のサツマイモのポタージュ。
甘さと温かさのバランスがいい。
メダイのソテー。
カリカリした皮に、脂ののった身。
ポテトのピューレの滑らかさと、ソースが絡む。
クスクスを添えた仔羊の煮込み。
ほろほろと崩れる肉に、濃厚なソース。
クリームブリュレの香ばしい焦げ目。
冷たいアイスクリーム、温かさと冷たさのバランスが美味しい。
若いシェフの爽やかな料理は、
町家の小さなレストランで、庭と蔵を眺めながら。
山の中のハイビスカス [グルメ]
買い物に訪れた三井アウトレットパーク滋賀竜王。
1階にある、帰り際に入ったハンバーガーのKUA'AINA(クア アイナ)滋賀竜王店。
外は寒くても、ハワイの雰囲気漂う店内。
白と青の壁に、ブーゲンビリア。
注文したのは、アボカドバーガー。
レタスとスライスしたトマトで、ハイビスカスを表わしている。
名前の通り、たっぷりの、やわらかいアボカド。
アボカドがバンズとパティの、つなぎになっている。
オニオンリングとフレンチフライには、
Heinzのケチャップとマスタード。
空いた高速道路で帰路につく。
くつろぐ葦 [グルメ]
エレベーターの扉が開くと、そこは静かな別世界。
京都市内の繁華街、河原町三条のビル。
5階にあるのは、喫茶葦島。
周囲の喧騒とは、まったく異なる静かなカフェ。
無垢の木を使った明るく、シンプルなデザインに、
やわらかなBGMが流れる。
ソファー席の奥にあるカウンター。
目の前で、1杯毎に豆が混ぜられ、挽かれる毎に広がるコーヒーの香り。
酸味と苦味のバランスがいい。
ガトーショコラは、ビターとミルクの2種類。
選んだのは、ミルクのガトーショコラ。
やさしい甘みで、コーヒーも引き立つ。
ゆっくり時間が流れる。
木に囲まれた豊かな雰囲気。
BGMは、エントランスにある筒状のスピーカーから。
とても繁華街の中にあるとは思えない素敵なカフェ。
名前は湖 [グルメ]
滋賀、浜大津の旧大津公会堂は、
建設された1934年当時の面影を残しながら、
カフェとレストランが入居し、生まれ変わった建物。
1階のイタリアン、Restorante LAGO(リストランテ ラーゴ)は、モダンなデザイン。
lagoは、イタリア語で湖。
琵琶湖畔からも近いリストランテに相応しい名前。
琥珀色のコンソメのゼラティーナに浮かぶ北海道産生ウニ。
グラスの中に、地元滋賀の金時人参のソフトなスプーマ。
やわらかで、ひんやりした食感にウニと金時人参の甘さ。
ガラスのプレートが、きれいな、
Alcisaのプロシュートと野菜たちのサラダ。
細めのパスタ、フェデリーニに絡む濃厚なラグーソース。
パスタの茹で加減、コクのあるラグーソース。
引き立てるパルミジャーノ。
滋賀の蔵尾ポークは、ジューシーで、やわらかい。
ポテトのピューレや、シェリービネガーのソースと、いっしょに。
口に入れると広がる大葉の爽やかさ。
ヨーグルトと大葉のグラニータと甘夏のドルチェ。
リンゴ(紅玉)フワフワのムースには、
カカオ72%のビターなチョコレートのジェラートと
ビスキュイを添えて。
甘さと苦さのバランスが大人のドルチェ。
滋賀の野菜を使った料理たち。
古い、歴史ある建物でいただいたイタリアン。
如月・SOU・SOU・節分 [グルメ]
夕暮れのパティスリー [グルメ]
都会から離れた琵琶湖の東側、守山市にあるパティスリー、
W.Borelo(ドゥブルベ ボレロ)。
訪れたのは、夕闇迫る時間。
南仏風の外観に灯りが灯る。
店内にはチョコレートや焼き菓子たちが並び、
ケースには魅力的なケーキたちが並ぶ。
ビストロのような、イートインスペースで選んだケーキとコーヒーと。
選んだケーキは、対照的な2品。
まず、やさしいハチミツの甘さ、モンテリマール。
中心はシチリア産のピスタチオのムース、まろやかな甘さが広がる。
そして、チョコレートの光沢が魅力的な、ザッハトルテ。
チョコレートを存分に楽しみ、下の層にいるアプリコットジャムがアクセント。
これは、お奨めの大人のケーキ。
ケーキと温かい飲み物が、うれしい季節。
琵琶湖に吹く風は、まだ寒い。
春の薄紅色 [グルメ]
水辺のイノダコーヒ [グルメ]
滋賀県守山市にある佐川美術館。
広く整備された敷地の大部分は、琵琶湖に見立てたような水盤。
水庭と呼ぶ水盤の中に建物が浮かぶ、シンプルで現代的な美術館。
平山郁夫の絵画、佐藤忠良の彫刻、
そして、フランスで制作した樂吉左衛門の茶碗が鑑賞できる。
同じ三角屋根を持つ2棟の展示棟。
それらを繋ぐ部分にコーヒーショップSAMがある。
目の前の水庭の漣を眺めながらコーヒーを。
京都のイノダコーヒが、見慣れた厚手のカップで提供される。
濃く、深い味わいが特徴のコーヒー。
曇天でも水庭に反射した光で店内は明るく爽やか。
セットでオーダーしたペッパーポークのサンドイッチと
コーヒーで軽いランチに。
樂吉左衛門の茶碗を展示する樂吉左衛門館は、
地下へ続く階段の先に。
水庭の下の地下の世界。
暗闇に、水庭から降る太陽の光をスポットライトのように。
地下とは思えない広いロビー。
この先にある展示室は暗闇の中に展示物が浮かぶ印象的な演出。
樂吉左衛門館の真上は、水庭と水庭に浮かぶ茶室。
葦に囲まれた茶室は、石とガラスを使ったモダンなデザイン。
琵琶湖の畔、湖国の美術館に相応しいデザイン。